良い漫画の打ち合わせとは

【定例さんぽ】

今日はふむさんの定例(打ち合わせ)にさんぽしに行った。
コルクでは編集者と作家の打ち合わせをzoomで配信しているので見学ができるのだ。
(本当は編集者の佐渡島さんに勉強に打ち合わせに参加するよう言われたのだけど、それだと天邪鬼が出てくる難儀な性格なので、さんぽと名付けてさも自分から参加したかのように振る舞うことにした)

気になった方はふむさん( @tsunoda_fumm )のtwitterなんかで告知していたりするのでよかったらぜひ。

打ち合わせのような雑談のような

内容はいま連載中の「りさこのルール」の次の話をどんなものにするかについてだ。
ただこれをまとめるのは非常に難しいと聞きながら思っていた。
というのも直接的にこういう展開にしようとか何か詰まったところを打開するための方法論とかそういった打ち合わせではなかったからだ。

話はあっちにいったりこっちにいったりする。
漫画の色、演出の表現について話はじめても、直接ふむさんの絵のことでない話がどんどん出てくる。
例えば、俺の最近の絵の変化はAIに置き換われる進化をしているとか(これは多少自覚的にやっていたところもあるので、次のステップに行こうという合図だと受け取った。これからの変化を見ててほしい)、ユータヌキさんの色はデザインされているけど漫画で感情を表現するときにはもっと適切な色があるかもなど、ふむさんのマンガを起点としてコルクスタジオというチーム全体の話であったり、縦スクロールマンガの表現そのものの話だったりに転がっていく。
その後もnoteの運用の話だったり、それの参考になるだろう記事の話だったりと漫画から大きく離れたり近づいたりしながらまるで雑談といった感じだ。


これが打ち合わせの9割で、それで次回の話どうするんだろうと余計なお世話な不安を抱いていると、佐渡島さんのある一言をきっかけにりさこのルールの次の話の骨が決まり出した。

「今した話を無理やりりさこのルールに繋げるとしたらどんなものができるだろう?」

ふむさんは数秒考えて、受け取った情報を自分のストーリーに繋げていく。
発想の掛け算だ。
ここでふむさんがやっていたことで着目すべきは情報をそのまま入れ込むのではなく、会話の中であった情報の本質の部分を抜き取って繋げていっていたことだ。
ふむさんすげえ。

そうして最後怒涛のように決まって打ち合わせが終わった。

もしかしたら掛け算したら面白くなりそうな素材を会話の中から見つけていくのがいい打ち合わせというものなのかもしれない。

さっきの佐渡島さんの言葉をいろんなものに対して自分の中で日々意識的に問うていこうと思った。
※次回も出てまとめるのでよかったら読んでください!次は土曜日!

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